タケダワイナリー／サン・スフル赤750ml

ぶどう本来の味わいが堪能できる力強いワイン

タケダワイナリー「サン・スフル赤」は、日本で改良されたマスカット・ベリーA種を用いて作られています。栽培は、タケダワイナリーが長年依頼している、山形県天童市の栽培グループがおこなっています。しっかり栽培・醸造されたものには、濃縮感・力強さがありますが、 その良質ぶどうを、サン・スフル（仏語で「亜硫酸を使用しない」という意味）で仕上げました。

▲ぶどうの選果のようす。手作業でていねいに選果しています。（ぶどうの品種は「メルロー」です。サンスフル白に使用している品種とは異なります。）

ろ過を行わず生詰めしているため、ぶどう由来のにごりや澱、酒石がみられますが、 ぶどう本来の味わいが堪能できる力強いワインに仕上がっています。 瓶内で乳酸発酵を継続したことによる、ごくわずかな発泡感があり、それらが格別の風味を醸し出しています。

▲ろ過していないため、にごりや澱が含まれています（画像はサン・スフル白です）

良いワインは良いぶどうから

タケダワイナリーは、かみのやま温泉にほど近い南向きの高台にあります。ワイナリーからは、雄大な蔵王連峰が四季折々に変わる姿を見渡すことができます。開園は1920年で、「良いワインは良いぶどうから」をモットーに、土作り、ぶどう作りに大きな情熱とこだわりを持っています。 15haの自社農園は稀な広さです。

最近では、ぶどう栽培を手掛けるワイナリーも増えてきましたが平均樹齢20年、古いものになると70年というものまであるタケダワイナリーの農園は、日本のワイン造りの先駆け的存在です。タケダワイナリーで使われるぶどうは、この農園で減農薬、無化学肥料による自然農法で栽培されたものと、山形県内の契約農家で栽培されたぶどうのみで作られています。

岸平社長は5代目で、フランスのブルゴーニュ、ボルドーでワイン造りを学んだ方。「土の特性、気候の特性にあったぶどう作り、ワイン造りをしていきたい。」と、自ら農園を駆け回っています。

ベリーA本来のフレッシュな赤い果実の香りと、生き生きとした酸味をお楽しみください！