山形県庄内地方の鶴岡市白山地区でのみ栽培されている、白山（しらやま）だだちゃ豆をご紹介します。

白山だだちゃ豆は、その香り高さと旨みの強さから「枝豆の最高峰」とも呼ばれている枝豆です。 一年の中でも8月中旬～下旬しか収穫されない貴重な豆です。だだちゃ豆の特徴である旨みとほんのりとした甘みは、 一度食べたら手が止まらなくなる美味しさです。 これからの季節、冷たいビールのお供にもぜひどうぞ！

だだちゃ豆の由来となって「 だだちゃ」とは、山形県庄内地方の方言で「お父さん」という意味。 江戸時代に、枝豆好きな庄内藩のお殿様が「今日はどこのだだちゃの作った豆か？」と聞いたのが始まりといわれています。

白山地区は鶴岡市の中でもだだちゃ豆栽培の盛んな地域ですが、中でも白山地区は特にだだちゃ豆作りに適しているのだそう。白山地区にある湯尻川沿いには朝もやがかかり、それが豆の生育に良い影響を与え、香り高く甘い豆が収穫できるのだそうです。

「毎年、おいしいだだちゃ豆が出来るのも、この土地のおかげだよ。」 と、生産者の阿部さんが笑顔でおっしゃっていました。

鶴岡市白山地区で昔からだだちゃ豆を栽培している阿部さん。 それだけに豆に対する情熱と愛情はひとしおです。
量より質にこだわり、食べる方に「おいしい」と言って頂くために、 常に質の高いだだちゃ豆を収穫しようと栽培にこだわりを持ち続けています。

阿部さんの白山だだちゃ豆はデパート等でも販売されており、多くの方に認められているだだちゃ豆です。 発送時には、豆の鮮度を保つよう箱に穴をあけ、だだちゃ豆を箱にそのまま入れて発送しています。

1．だだちゃ豆を水でよく洗い、汚れや毛をこすり落とします
2．豆の量の倍のお湯を沸騰させ、豆を入れて茹でます
3．さやの割れ目がやや開き、ぷつぷつと沸いてきたら、豆の硬さを見て（食べてみて）、お好みの硬さになったら湯からあげます。
4．冷水で豆を冷やし、塩をふります。すぐに食べない場合は冷蔵庫で保存します。