山形のパッションフルーツ苗2本(育て方のしおり付き）

南国の味が栽培できる！パッションフルーツの苗

パッションフルーツをご自宅で栽培できる苗をご紹介します。 南国フルーツで知られるパッションフルーツは、甘い香りと甘酸っぱくてとろりとした果肉、ぷちぷちの種の食感が特徴です。

あまり馴染みがないパッションフルーツですが、当店ではブルーベリーやレモンでおなじみ、 100BERRIES（ハンドレッドベリーズ）の石岡さんが雪国山形での栽培に成功しました。

その石岡さんが育てたパッションフルーツの苗2本をお届けします。丈夫に育てるための育て方のしおりもお付けします。 ご自宅の庭やベランダなどで、パッションフルーツ栽培にチャレンジしてみませんか？

上手に育てればグリーンカーテンにも！

パッションフルーツは葉が大きく、防虫効果があることでも知られています。綺麗な花も咲きますので、観賞用の観葉植物として楽しむのもおすすめです。 また、アサガオやゴーヤのように、大きく育つとグリーンカーテンとして活躍します。

山形での栽培に成功！!100BERRIESのパッションフルーツ

ハンドレッドベリーズの石岡さんは脱サラをして農業をはじめました。これまでブルーベリーやレモンの栽培をしていましたが、他県でパッションフルーツが作られている事を知り、夏の暑さが厳しい山形でも栽培出来るのではとの思いから試験的に栽培をはじめ、ついに山形での栽培を成功させました。

石岡さんの育てたパッションフルーツは、山形県内の有名ホテルや和菓子屋さんにも提供されており、山形でもさまざまな所で食べられるようになってきました。

そんな石岡さんが山形で作った、山形生まれのパッションフルーツ苗です。

石岡さん直伝！パッションフルーツの育て方のコツ

【1】直射日光が当たる、水はけ、風通しのよい場所を選びます。土の量が多いければ多いほど成長が早く、上に伸びる分だけ下へも根が伸びます。

【2】花が開花して実を実らせるためには、最低でも平均気温15～17℃程度の環境が必要です。

【3】ツルが伸びている間は、葉の色があせることのないよう、毎日葉の様子を観察してください。

【4】小さなつぼみがたくさん付いてきたら、肥料を多く与えてください。栄養不足だとつぼみが黄色くなり開花しないことがあります。

【5】開花は2回で、6～8月頃と、9～10月頃です。花は1日で萎んでしまいますので、昼から午後3時頃までに人工授粉をすると実が付きやすくなります。

【6】収穫は約60日後です。開花・授粉から実が育ち始めるまで約2週間、さらに実が熟すまでに約45日間を要します。その後自然に実が落下して、収穫となります。開花からほぼ60日後です。

[収穫したら]

パッションフルーツの食べ頃は、果実が自然落下して果皮がシワシワになった頃です。追熟する過程で糖度が上がり、酸味が少なくなり美味しくなります。

[おすすめのお召し上がり方]

果実を皮ごと半分に切って、タネごとスプーンですくって食べます。 生でそのままはもちろんのこと、ヨーグルトソースの代わりにしたり、アイスにかけて食べてたりするのもおすすめです。また、パッションフルーツは栄養素が豊富なことでも知られ、 ビタミン、ミネラル、βカロチン、ナイアシン、葉酸などが含まれます。 甘い香りによるアロマテラピー効果もあるそうですよ。

• 取材スタッフより

  

  ハンドレッドベリーズ石岡さんは、ブルーベリーやパッションフルーツ、レモン、ライムの栽培と、フルーツのジェラート等の新しい商品の開発も行っています。私たちもお会いする度に沢山の刺激を受けます。

  雪国では珍しい南国フルーツの栽培のきっかけは、石岡さんの旺盛な好奇心と山形での多くの人との出会いによるものでした。パッションフルーツ栽培は、脱サラして就農し農林大学校に在籍していた際、偶然目にした農業関連雑誌に掲載されていた岐阜県での栽培記事に影響を受け、栽培を始めたとのこと。また、毎日フルーツジュースを飲んでいるお客様からレモンの栽培を、飲食店関係者からカクテル等に使用するライムの栽培をそれぞれ要望を受けて栽培を始めたそう。石岡さんのいつもお客様に寄り添う姿勢が、新しい作物栽培への動機付けや独自の販路を築くことにもつながっているように感じました。

  今後は、今栽培している作物それぞれの品質をもっと向上させ、より多くの方に喜んで頂きたいと熱く語ってくれました。そんな石岡さんのこだわりの詰まったフルーツブルーベリーやジェラートを是非沢山の方に味わって頂きたいです。

  オーダリング&カスタマーサービス担当　佐藤

見て楽しみ、食べて美味しいパッションフルーツ。栽培にチャレンジしてみてはいかがでしょうか？