朝穫り根曲がり筍(300g×3袋)

柔らかくてサクサクとした食感と旨みが楽しめる根曲がり筍

筍には様々な種類がありますが、中でも細竹は山形で採れる笹竹のひとつです。また、山形県の月山付近で採れる細竹は雪の重みによって筍が曲がって伸びることから、「根曲がり筍（ねまがりだけ）」とも呼ばれています。細竹はアクが少なく、柔らかくてきめ細かくサクサクとした食感から、貴重な山の幸として人気を集めています。

細竹には、根元の皮が赤みをおびて柔らかい赤系統と、皮が青みがかっていてやや硬めの青系統などがあります。 今回ご紹介するのは赤系統の細竹ですが、更に柔らかい食感にするために様々な手入れと工夫を施しています。

雪深い山の中で育つため、雪解けを早めるために鶏糞を撒きます。また、高さ2m以上もある笹藪の中に入り、余分な枯れた葉を刈り取って間伐、剪定することで、日当たりや風あたりを調節しています。また、日に当たってしまうと筍が硬くなってしまうため、間伐した笹の葉を地面に敷き詰めて、なるべく筍が日にあたらないようにしています。さらに、養分をたっぷり含んだ天然の腐葉土の力によって、みずみずしく香りのよい良質の細竹が育ちます。

大自然に恵まれた大江町で柏倉さんが育てる細竹

山形県大江町（おおえまち）は山形県の中央に位置し、雄大な朝日連峰や、山形を代表する川である最上川が流れる自然に恵まれた町です。

年間を通じて朝晩の寒暖差が大きいことから、果物や野菜、山菜などの山のものが豊富です。その大江町で15年以上に渡り農業を続けてきた生産者の柏倉さんは、代々受け継がれてきた山の手入れをしながら、山菜や果樹、野菜など多くの農作物を栽培しています。

細竹の収獲が始まると、まだ暗い早朝4時頃から山に入り、1本1本手作業で細竹を収穫しています。 柏倉さんの栽培した根曲がり筍は、地元で有名な料亭や割烹で提供されているほか、産地直売所でも人気を集めています。

根曲がり筍のお召し上がり方

細竹は鮮度が命ですので、なるべくお早めにお召し上がりください。アク抜きは必要ありません。 独特の旨み、きめ細かくサクサクとした食感をお楽しみください。

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  皮ごと網やグリルで焼いて

  細竹の穂先に縦に包丁を入れ、皮ごと網やグリルで焼きます。香ばしい香りがしてきたら、皮を剥いて味噌や塩、マヨネーズなどでお召し上がりください。

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  お味噌汁に入れて

  穂先を斜めに落とし、上の方から皮を剥いたあと、斜めに切り（穂先はそのまま）にしてから、水と出汁で煮ます。 味噌を入れたら完成です。

  ※生産者の柏倉さんのおすすめは、サバの水煮を加えることだそうです！

• 天ぷらで

  皮を剥いてから、そのまま衣をつけて、またはさっとゆでてから天ぷらにしても柔らかく美味しくお召し上がりいただけます。

• タケノコごはんで

  皮を剥いてから、お好みの大きさに切り、出汁や油揚げなどと一緒に炊き込んでお楽しみください。

• 取材スタッフより

  

  初夏の時期になると恋しくなるのが根曲がり筍。収穫できるところが限られているので、山形市内のスーパーでもなかなかお目にかかれない筍です。根曲がり筍とはどういうものかは、是非紹介ページをご覧ください。私は毎年、皮ごとグリルで焼いて、中身の筍にマヨネーズ味噌をつけたり、筍汁にして食べたりして、この時期ならではの美味しさを楽しんでいます。

  この根曲がり筍の生産者の柏倉さんは大自然が豊かな大江町で筍栽培をしています。柏倉さんはとても気さくな方で、伺った際は筍のことやそのほかの栽培している果樹のことなども色々教えてくださいました。取材の際、収穫した筍を焼いて食べさせてくださったのですが、焼いている時からいい香りがして、とても美味しい筍でした。知る人ぞ知る柏倉さんの根曲がり筍です。

綺麗な雪解け水で育った、柔らかくて旨みのある根曲がり筍をどうぞお楽しみください。