青菜漬とバターの新しい組み合わせ、TSURUOKA青菜バター
うまいずサポーターりょっさんです。
今回ご紹介するのは、佐徳さんのTSURUOKA青菜バターです。
佐徳さんは山形県鶴岡市に店を構える老舗の漬物店ですが、この度、フレンチシェフとタッグを組んで青菜漬の新商品を開発したとの事。それがこちらの「TSURUOKA青菜バター」です。
青菜漬は山形を代表する漬物で、読み方は「せいさいづけ」です。「あおなづけ」ではありません。高菜の一種、山形青菜を使った漬物で、独特の辛味とシャキシャキした食感が特徴の郷土料理です。山形県外の方にはあまり知られていませんが、県内ではお茶請けにも登場する馴染みの漬物です。
ちなみに、私のパソコンでは「せいさい」と入力しても、制裁、精細、正妻・・・と、漢字の変換候補に表示されません。なので、口惜しいながらも「あおな」と入力して変換しています泣


こちらの商品は冷凍便で届きました。箱を開けると2瓶。ラベルがオシャレな感じですね。
このままではカチカチなので、とりあえず一晩冷蔵庫で解凍して明日の朝にいただくことにしましょう。
瓶の蓋を開けると、刻んだ青菜漬がたくさん入っています。香りはほとんど感じないですね。さて、それではどのようにしてこの青菜バターをいただきましょうか。

まず、バターといえば定番のパンに塗ってみます。トースターで軽く焼いたフランスパンにたっぷりと青菜バターを塗って、それではいただきます。

冷蔵庫から取り出した時はまだけっこう硬かったのですが、パンの熱が加わったことでバターが少し溶けて、ふわりと青菜漬の香りを感じます。
バターと漬物の組み合わせってどうなの?と半信半疑でしたが、この漬物の塩味がとても良いアクセントになっていて美味しいですね。ウチの子供達も大絶賛で「しょっぱくてウマイ!」と言ってモグモグ食べていました。

続けて、食パンに青菜バターをたっぷり塗ってハムをトッピング。それにしても改めて見るとけっこうな量の青菜漬が入っていますね。見た目の印象だとバターと1:1くらいの割合で入っているように感じます。

お次は最近人気のセイロ蒸しです。ヘルシー志向も相まって我が家の食卓では度々セイロ蒸しが登場するので、この蒸し野菜にトッピングしてみました。

いつもはポン酢でいただくところですが、この青菜バターもなかなか合います。やはり先ほどのパンと同様、熱が加わることで旨みが増すように感じます。特にサツマイモと相性が良く、芋とバターの組み合わせは鉄板ですね。

最後はカレーライスです。青菜バターを使ってバターライスにしました。これまでの料理の中で一番青菜の香りを感じます。バターライス単品でも美味しいのですが、カレーライスにすることで美味しさが倍増するような気がします。

あっという間に一瓶が空になってしまいました。バターと漬物の組み合わせなんて、ここで出会わなければ一生知ることはなかったでしょう。この年齢になっても全く新しい味を知ることが出来てとても幸せです。
今回はパンとご飯でいただきましたが、パスタ、そうめんなどの麺料理をはじめ、肉、魚など様々な食材にお試しいただいて、ぜひ自分好みの料理を見つけてください!
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山形市在住の一男一女の父です。
新調したカメラが嬉しくて、週末はもっぱら子供達(時々妻)を連れ出し、山形の自然の風景や美味しいものを撮影しています。運動不足でちょっぴり出てきたお腹を娘に指摘されつつ、食べるのは大好きでやめられないん、悩み多き40代です。