驚きの粘りと旨み、雪国育ちの自然薯1kg

うまいずサポーターりょっさんです。今回ご紹介するのは、山形県大石田町の自然薯です。

大石田町は山形県のほぼ中央に位置する自然豊かな町で、冬の積雪は平地でも2メートルを超えるほどの豪雪地帯です。

この雪を活用した独自の熟成方法で自然薯を栽培しているのが、大石田新作物開発研究会さんです。約40年前から活動を始めて現在は5万本近く出荷しているそうです。

そういえば先日ご紹介した「伝承赤カブ漬」も大石田町の名産品でした。まさに食の宝庫、美味しさにあふれる地域ですね。

こちらは冷蔵便で届きました。まず驚いたのがこの箱の大きさ。約100cmあります。そして箱を開けるとスラリと真っすぐに伸びた自然薯が2本。長い方は75cm、短い方は69cmあります。

さて、それでは新鮮なうちに調理に取りかかりたいと思います。箱に同封されていた説明書きを見ながら、まずは下処理。ガスコンロで細かいひげ根を炙って落としていきます。

そして、たわしで洗った後、皮を剥かずにそのまますりおろしていきます。このすりおろす作業はけっこう力を使うので、小学生の息子にも手伝ってもらいました。さすが6年生にもなると力が強い!これは頼りになりそうです。

さらに少しずつだし汁を加えながらすりおろしたところで、炊き立ての麦めしの上にかけて、麦とろ飯の完成です。

驚きの粘りと旨み、雪国育ちの自然薯1kg

それではいただきます。皮ごとすりおろしているので芋の風味が強いですね。麦めしの香ばしい風味と相まってクセになりそうな味わいです。すりおろしてだし汁を加えただけでここまで美味しくなるとは驚きです。まさに素材を生かした古き良き日本の食文化という感じがします。

今回はみんなお代りすることを想定して麦めしを3合炊いたのですが、予想通りあっという間になくなってしましました。

あと、もう一品。こちらはすりおろした自然薯を海苔で巻いて素揚げにしました。揚げる前はトロトロに伸びた状態でしたが、ギュッと縮んで一口サイズになりました。揚げる過程で自然薯がバラバラになりそうで心配でしたが、ものすごい粘り気で団子のように丸まっています。

実際に食べてみると、食感が餅よりもモッチモチで、まさに驚きの粘着力というか弾力というか、とにかく食べたことのない食感です。しょう油や塩など何も付けなくても旨味がギュッと濃縮されていて美味しいですね。繰り返しになりますが、餅よりモッチモチです笑

ちなみに、自然薯は冷蔵庫で約3週間保存できるようですが、すりおろした状態で冷凍保存も可能なので、一気にすりおろして小分けに冷凍保存しておくと便利ですよ。

来月6月16日は6(むぎ)+16(とろ)で麦とろの日です。この栄養満点の自然薯で夏の暑さに負けないパワーを蓄えましょう!

今回ご紹介した商品はこちら

雪国育ちの自然薯1kg(2〜3本入)