爽やかな酸味の珍しいフルーツ、芳醇ワッサー
うまいずサポーターりょっさんです。
今回ご紹介するのは「明治たかはし農園」さんが栽培している、芳醇ワッサーです。
この「ワッサー」というフルーツ、その名前からはどんなフルーツなのか全く想像できないと思いますが、桃とネクタリンを自然交配で掛け合わせた新品種で、出荷量が少なくあまり出回ることがない希少なフルーツです。
地元の山形市でこのような珍しいフルーツが栽培されていたなんて、見たことも聞いたこともありませんでした。まだまだ知らない魅力がたくさんありますね。
ちなみに、ネクタリンというフルーツもあまり馴染みがないのですが、こちらも桃の仲間の別品種らしく、桃の系譜はなかなか複雑で家系図を作るのが大変そうです笑

こちらは冷蔵便で届きました。箱を開けるとワッサーが10玉。普通の桃に比べてやや小ぶりです。見た目は桃に似ている、というより完全に桃そのものという感じです。


せっかく冷えた状態で届いたので、皮をむいて、さっそくいただいてみましょう。


色合いは桃色よりもオレンジ色に近いですね。甘味よりも爽やかな酸味の方が際立っていて、見た目のイメージと相まって南国フルーツのような感じです。
そして、注目すべきはこの食感!想像以上にサクサク食感です。人によっては、パリパリ、カリカリ、シャクシャクと、微妙に感じ方は違うようですが(我が家調べ)、いずれにしてもこの甘酸っぱい独特の食感はヤミツキになりそうな予感です。

桃の好みは硬いのが好きな人もいれば柔らかいのが好きな人もいて千差万別ですが、2~3日おいて追熟すると、食感が少し柔らかくなるそうなので、柔らかめが好きな人は調整してお召し上がりいただくことも可能です。とはいえサクサク食感がウリのワッサーですから、柔らかい桃のことはいったん忘れて、ぜひ一度純粋にワッサーの酸味と食感を楽しんでみてください!

それにしても、このワッサーという名前、独特でインパクトありますよね。南国をイメージするフルーツで、酸味の強いシークワーサーと何か関係があるのかな?と思いつつ、気になって調べてみました。
インターネットで検索してもほとんど情報が出てこなくて、少ない情報をまとめてみると、どうやらシークワーサーとは全く関係がないようです。長野県の農園で偶然生まれた新品種で、その農園の主ワタルさんのニックネームからきているそうです。
主のニックネームだったとは、まさかの桃とは関係ないところから付いた名前でした笑
全体的な出荷量が少なく、スーパーなどでもほとんどお目にかかることができない希少なフルーツ「芳醇ワッサー」、ぜひこの機会にお試しください!
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山形市在住の一男一女の父です。
新調したカメラが嬉しくて、週末はもっぱら子供達(時々妻)を連れ出し、山形の自然の風景や美味しいものを撮影しています。運動不足でちょっぴり出てきたお腹を娘に指摘されつつ、食べるのは大好きでやめられないん、悩み多き40代です。