芋が美味しい季節になりました!山形の土付き里芋約2.5kg(土垂れ)
うまいずサポーターりょっさんです。
今回ご紹介するのは、村岡商店さんが栽培している里芋です。
10月に入り世間はすっかり秋めいてきましたが、山形の秋の風物詩といえば真っ先に思い浮かぶのが芋煮会です。山形市内を流れる馬見ヶ崎川の河川敷では、週末になると家族や友人と芋煮会をしている地元の人たちで賑わっています。
ちなみに、この馬見ヶ崎川では毎年9月に「日本一の芋煮フェスティバル」を開催、6メートルの大鍋にショベルカーで調理する姿は全国ニュースでも度々話題になっています。
芋煮の主役はもちろん里芋。山形県内でも地域によってさまざまな食材を使った芋煮がありますが、どの地域でも芋は全て里芋です。これは外せません。
村岡商店さんの里芋は、山からの綺麗な水と、栄養たっぷりの土壌、自然豊かな土地で大事に育てられています。さっそく我が家でも、この自然の恵みがギュッと詰まった里芋を使って山形名物芋煮を作っていきましょう!

こちらは冷蔵便で届きました。箱を開けると土が付いたままの状態の里芋がゴロゴロ入っています。掘り出してすぐに出荷した感があって鮮度が良さそうですね。それと生産者の村岡さんからのメッセージ入り。これには心がホクホクになりますね、芋だけに笑

箱の中に何個入っているのか数えてみたところ、大小さまざまな里芋が43個。小さいものはピンポン玉くらいの大きさですが、大きいものは拳くらいのサイズです。

それではさっそく調理に取りかかりたいところですが、まずは調理の前に水洗いして土を落とします。さすがに台所では洗えないので、庭の水まき用のホースとバケツを使って里芋の土を落としていきます。

そして、ある程度まで土が落ちたら、そのまま皮をむきます。むいた状態がこちら。予想以上に真っ白ですね。大きいものは食べやすい大きさに切ります。

里芋、こんにゃく、牛肉、舞茸、の順番で鍋に投入し煮込んでいきます。味付けはベーシックなしょう油味。芋が柔らかくなったら最後に長ネギを入れて完成です。

芋煮と白飯だけでも十分満足なのですが、この日は秋の味覚がもう一つ、サンマが食卓に登場!思いのほか豪華になりました。それではさっそくいただきましょう。

まずは芋煮、主役の里芋から。これは大きくて食べ応えがありますね。そして、煮込んだわりに煮崩れせず、キレイな形を保っています。熱々でホクホク、味もしっかり染みていて美味しいです。
他の食材もしっかりと味が染みています。長ネギはシャキシャキ感が残っていて良いアクセントになっています。お好みで七味唐辛子もどうぞ。
今回は家族全員が芋煮をおかわりすることを想定して、それでも残るようにかなり多めに作りました。その理由はこちら。そう!芋煮カレーうどんです!

私が子供の頃は、芋煮にカレーを入れるという発想はありませんでしたが、今では締めにカレーとうどんを入れるのが定番になっています。芋煮とカレーって合うんですよね。むしろカレーうどんに芋煮をトッピングしているような感じでしょうか。こちらもお好みで七味唐辛子をどうぞ。

見てください、この里芋。カレーを身にまとって黄金色に輝いています。先日、金の価格が高騰して1g2万円を超えて史上最高値を更新したとニュースになりましたが、もしもこの里芋が金なら1個100万円だよ?!と、子供たちと他愛もない話をしながら美味しくいただきました笑
この里芋は「土垂れ」という品種で、里芋の代表的な存在のようなので、芋煮の他にも豚汁やけんちん汁などの鍋料理はもちろん、煮っころがしなど様々な料理に活躍できそうです。ぜひこの機会にいかがですか!
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山形市在住の一男一女の父です。
新調したカメラが嬉しくて、週末はもっぱら子供達(時々妻)を連れ出し、山形の自然の風景や美味しいものを撮影しています。運動不足でちょっぴり出てきたお腹を娘に指摘されつつ、食べるのは大好きでやめられないん、悩み多き40代です。