KIUEMON／熟蜜さつまいもシルクスイート約2kg

絹のようにしっとりなめらかな食感のシルクスイート

寒い季節に恋しくなるものといえば、焼き芋！という方も多いのではないでしょうか。ここ数年で、焼き芋はまたたく間に人気スイーツの仲間入りをし、巷ではさまざまな焼き芋を見かけるようになりました。

さて、同じさつまいもでも、しっとり系、ほくほく系、ねっとり系の3種類があると言われていますが、今回ご紹介する「シルクスイート」は、しっとり系のさつまいもです。2011年に種苗にの販売が開始されたまだまだ新しい品種ですが、今ではすっかり人気品種として定着しています。

シルクスイートはスジが少なく、まるで絹ごしのようになめらかな食感が特徴です。じっくりと熱を通すことで、極上のしっとり食感と甘さが味わえます。

また、甘みにキレがあり、口の中に残らないスッキリとした上品な味わいも人気の理由です。

低温でじっくり熟成させるから美味しさが違う

さつまいもは、収穫後にでんぷんを糖化させるために低温での熟成期間が必要です。生産者の西塚さんは、さつまいも専用の低温貯蔵庫で温度と湿度を管理しながら、約一ヶ月かけてじっくり熟成させ、さつまいもの甘さを引き出しています。

また、さつまいもを均一に糖化させるため、あえて小ぶりサイズの2S～Sサイズを選んで出荷しています。

さつまいも農家の中でも、この規模の専用低温貯蔵庫を持っている農家はまだまだ少ないため、一般的な市場には、十分な熟成期間を経ていないものが多く並んでいるのが実情です。

低温でじっくり熟成させたシルクスイートは、やはり甘さが違います。ぜひ、本来のシルクスイートの美味しさを味わってください。

栽培へのこだわり

KIUEMONのさつまいもは、自然豊かな山形県尾花沢市で栽培されています。夏は猛暑、冬は極寒の雪国として知られる尾花沢は朝晩の寒暖差が大きく、その気候が美味しい農作物を育むと言われています。

栽培に使用する化成肥料は必要最低限とし、近隣の畜産農家からもたらされる完熟堆肥や緑肥（※）を使用しています。

また、さつまいも本来の力を引き出せるような土づくりを心がけています。水はけが良く、日当たりのよい畑でのびのびと育ったさつまいもです。

（※）緑肥…新鮮な緑色の植物をそのまま畑に漉き込んで肥料とする方法です。土壌の健康を保ち、持続可能な農業を促進する手段として注目されています。

おすすめの食べ方はやっぱり焼き芋！

生産者の西塚さんがおすすめする食べ方は、やっぱり焼き芋！ シルクスイートの美味しさを引き出すため、600wのトースターで約1時間加熱します（アルミホイルなどではくるみません）。じっくり熱を加えることで水分が飛んで甘みが濃縮され、なめらかな食感と濃厚な甘さ、香ばしい皮の香りが楽しめます。

尾花沢市で栽培をおこなうKIUEMON

このシルクスイートを栽培しているのは、山形県尾花沢市、KIUEMONの西塚さんです。

茨城県で肥料メーカーに勤務した後、ふるさと尾花沢にUターンしてきました。最初は家業のアスパラ栽培に携わっていましたが、さつまいもの一大産地である茨城県で生活した経験や、栽培のしやすさ、そしてご自身が大のさつまいもスイーツ好き、焼き芋ブームなどの条件が重なり、さつまいも栽培をスタートさせました。

さつまいもの美味しさを多くの方に楽しんでいただきたいとの想いから、生のシルクスイートのほかにも冷凍焼き芋や冷凍焼き干し芋の販売をおこなうなど、加工品を含めた展開をおこなっています。

焼き芋好きには絶対おすすめのシルクスイートです！ぜひしっかり熟成したさつまいもの美味しさをお楽しみください。